王と妃

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あらすじ

第1話 瀕死の王

朝鮮第5代王、文宗は危篤の床にあった。文宗の父、世宗は病弱な文宗への譲位を憂慮したが、長男継承の原則を守って文宗に譲位した。だが世宗が心配した通り、文宗は即位からわずか2年でこの世を去ろうとしていた。残されるのは幼い世子一人。守ってくれるはずの王妃はすでに亡く、宮殿ではこの機に乗じて王室の実権を握ろうとする勢力が早くもうごめき始めていた。

第2話 顧命をめぐって

にわかに騒がしくなった宮殿には王族、官僚、さらには学者らがそれぞれの思惑を秘めて見舞いに集まってくる。だが王を守る内官は門を硬く閉ざして彼らを中に入れようしない。その間にも王の容態は悪化し、ついには予断を許さない状態に陥ってしまう。門の外では集まった人々が謁見を求めて王を呼び続けるが、王は世子が来るのを待ち望みつつ、とうとう力尽きてしまう。

第3話 王族と議政府の対立

世子の即位に当たって、宮殿から徹底的に王族を排除させようとする右議政キム・ジョンソと、この機会に王権政治を取り戻そうとする文宗の叔父、譲寧大君はことごとく対立する。だが文宗の弟、首陽大君はキム・ジョンソに謀反を起こしたら自らの手で命を取るという誓いのもと、世子の後見を放棄する。首陽大君に信頼を寄せていた世子はこの決定に動揺するのだが……。

第4話 端宗即位

王宮の権力を掌握しようとするキム・ジョンソはすべての権力を議政府に集中させ、王族の宮殿への出入りを禁ずる即位文を作成し、世子に即位を促すが、内容に反発した世子はこれを認めようとしない。王族も一斉に反発するが、首陽大君だけはキム・ジョンソに従い、即位すべきだと主張する。世子は首陽大君をそばに置くという条件をつけて、ようやく即位に同意する。

第5話 孤独な玉座

私邸に引きこもる首陽大君に対し、キム・ジョンソは飛ぶ鳥を落す勢いで権力を掌握していく。王族は危機感を強め、一向に動き出そうとしない首陽大君に代わって安平大君を担ぎ出そうと彼の家を訪れる。安平大君は王族らの誘いを固辞しながらも不穏な笑いを浮かべるのだった。一方、文宗の側近だったオム・ジャチ内官と世宗の側室恵嬪は幼い王に取り入ろうと画策する。

第6話 安平大君の台頭

王宮の実権を掌握した右議政キム・ジョンソに恵嬪ヤン氏はオム・ジャチともども擦り寄っていく。一方まったく動こうとしない首陽大君に王族は失望の色を濃くする。そのなかで策士イ・ヒョルロは安平大君を焚き付け、即位文に記された王族の官職斡旋禁止を撤回させる。手柄を立てた安平大君は王族らの信頼を得たことで、権力への欲望が頭をもたげ始めるのだが。

第7話 内命婦の主

集賢殿の学者クォン・ラムは首陽に今は耐えるべき時と、さらに慎重になるよう助言する。嫁のハン氏は一計を案じ、義父の配下たちを援助しようと考える。イ・ヒョルロは安平大君のために、才人ハン・ミョンフェを味方につけようと彼のもとを訪ねていく。その頃、恵嬪ヤン氏が内命婦の実権を握るために騒動を起こす。これを収拾するため、首陽大君が宮殿に呼ばれる。

第8話 才女ハン氏

首陽が家族とともに久しぶりに宮殿にやってくる。端宗は喜び、そばにいて欲しいと懇願するが、首陽は孤独な王を心配そうに見つめるしかなかった。恵嬪ヤン氏は内命婦の権力を掌握した形となり、文宗の側室ホン貴人の立場は微妙になる。その頃、キム・ジョンソを快く思わない勢力が領議政を担ぎ出そうと画策を始めていた。それを知ったキム・ジョンソは首陽大君を訪ねる。

第9話 和解

首陽大君は自らキム・ジョンソを部屋に招き入れ、手を組むことを誓う。首陽は手始めに王族らとともに先王の墓所を探しに出かけ、イ・ヒョルロが風水で墓所を決める。だが首陽はイ・ヒョルロの態度に疑念を抱く。野望を持つイ・ヒョルロはハン・ミョンフェと安平大君を引き合わせるのだが。一方、恵嬪ヤン氏のホン貴人への仕打ちを見かねた端宗は彼女を救おうとする。

第10話 イ・ヒョルロの思惑

首陽大君とキム・ジョンソの和解は宮殿に平穏をもたらした。だがその裏では安平大君が着々と勢力を伸ばしつつあった。その急先鋒イ・ヒョルロは風水の知識で周囲を翻弄していた。首陽はイ・ヒョルロへの警戒を強めるが、安平は首陽に反発し、イ・ヒョルロを擁護する。墓所を見回っていた首陽はイ・ヒョルロを見つけると、衆人環視のなかで情け容赦なく痛めつける。